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中国市場における日本車の課題


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バースタイン社が公表した研究レポートによると、日本の主要自動車メーカーは中国消費者を獲得するための措置を採用しているが、彼らは相当困難な壁に直面するだろうと指摘している。

この世界最大の自動車市場にくすぶる反日感情が、日本車に相当大きなダメージを与えるだろう。調査に協力した4万人の消費者の中で、51%は日本車を買わないと回答し、そのうち半分以上はその理由として日本に対する反感を挙げている。

日本車メーカーにとって最も憂慮すべき問題は、長沙、東莞、西安など比較的規模は小さいが、経済成長著しい都市で、反日感情が最も深刻であるということ。これらの都市は、まさに日本車メーカーが将来の事業拡大に最も頼らなければならない地域である。

バースタイン社のアナリストMax warburton氏は、日本車メーカーとその中国合弁企業は、2014年にはいい業績を出すことが可能だろうが、長期的に見て、見通しはちょっと“複雑”であると指摘する。彼はレポートの中で、“日本の高級車は今後厳しい状況に直面するだろう”と書いている。

このレポートは同時に、“調査で明らかになった結論のひとつは、大多数の中国消費者はドイツ車を買いたいと思っていること。今期は我々は日本車は2014年に市場シェアを回復すると予想しているが、最終的に、この市場はドイツ人のものになるかも知れない”と書いている。

自動車情報サイトと共同で実施した今回の調査で分かったことは、中国消費者はドイツ車やアメリカ車に比べて、日本車はもっと経済的で快適であると思っている。また、日本車はヒュンダイ、KIAなどの韓国車と比べて圧倒的な優位があるとも見られている。

中国市場で最も販売台数が多い日本車のニッサンは、“家庭を持ち、収入が低い親たちに最適な車”というイメージが定着している。しかし、この結果に対してもMax warburton氏は悲観的な見方を示す。

そうは言っても、ニッサンは新型車の投入によって売上が伸び、少なくとも今後2年間中国において堅調な売上増が見込めそうだ。

また、日本車メーカーが狙っている高級車市場でも課題はある。30万元(500万円)以上の車を買いたい回答者の中で、わずか41%が日本車を検討すると答え、日本車の大衆車市場での支持率49%よりも低い。

 

元記事:http://finance.qq.com/a/20140521/002035.htm

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