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介護博覧会トレンドは“ハイテク+インターネット”


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▲腕時計式介護端末

 

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▲高齢者や足腰が不自由な人のための福祉車両

 

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▲パネルの前で熱心に介護サービスの説明を見る来場者

 

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▲在宅介護サービスを提供する企業の展示会場

 

5月26日、第9回中国国際リハビリ・介護博覧会が上海万博会場で開催された。博覧会は15の国と地域から300社あまりの介護サービス、リハビリ治療、デイサービス、高齢者向け住宅と健康促進に関する商品や技術が集まった。

その中で、ハイテク介護商品、個性的な在宅介護サービスとインターネットを活用した介護ソリューションが今回博覧会の目玉だった。

 

ハイテクなバリアフリーの通路

今回の博覧会で、世界初の被介護者を抱きかかえて被介護者が自在に移動できるシステムが来場者にお披露目された。紹介によると、このシステムはロボットアームとレールからなっており、独自の設計でロボットアームをまるで人間の腕のように動かし、立てない老人を軽々と抱える。その後、ロボットアームは天井や壁に設置されたレールに沿って指定の場所まで移動することができる。

このほか、“スマートオムツ”にも多くの見学者が集まった。このセンサー式オムツは生地の底にカーボンインクが印刷されている。オムツが尿で濡れるとカーボンインクは回路の役割を果たし、オムツの湿度をディスプレイに表示する仕組みとなっている。尿の濡れ具合を黄・橙・赤の3色で表示し、オムツが交換時期になるとディスプレイは赤く点滅し、アラームを鳴らして知らせてくれる。

身障者や足腰が不自由な高齢者のために開発された福祉車両は、今回の博覧会で最も高級高額な商品である。トヨタ、華晨など国内外の自動車メーカーが出展した。福祉車両に乗ると、ボタンを押すだけで車から昇降板が下り、車椅子をゆっくりと車の中まで運び、車内にしっかりと固定してくれる。最初から最後まで1分足らずで、高齢者はただ車椅子に乗ってるだけでいい。一般的な高齢者や身障者向けの改造車両と比べると、この特殊な福祉車両にはシートベルトや看護師のためのシートまで用意してあり、1台の車に車椅子を3台収容することができる。

 

インターネットで壁のない老人ホームを実現

子供は近くにいないし、足腰も不自由、いつも身体のどこかが具合悪い、これは典型的な一人暮らしの高齢者が抱える現実的な悩みである。インターネットと物流システムを組み合わせた介護システムも展示会場で披露された。

腕時計型端末を例に取ると、一人暮らしの高齢者の一挙手一投足は、腕に付けている腕時計によって、その生態情報が記録され、システムに送信される。高齢者の身体に異常が起きた場合、または30分経過しても反応がない場合、システムは自動的にアラームを鳴らし、スタッフは電話を通じて高齢者と会話したり、家族や自宅近くの町内会に調査を依頼したりすることができる。寝たきりで、健康状態が良くない孤独な高齢者にとって、これは見えない看護師のようだ。

このほか、同様な技術が痴ほう老人の位置特定や電子ガードレールなどに活用されている。老人が行方不明になった際、GPSで居場所を特定し、警察に通報することができる。現在、このようなネット技術を使った介護サービスは既に上海市内の幾つかの住宅地で試験的に導入されている。

救急サービス以外に、インターネットを使った訪問介護サービスも上海で導入されている。システムの自動制御で、毎日決まった時間に一人暮らしの高齢者や、子供のいない高齢者に声をかけることができる。もし声かけに応答がない場合、すぐ登録された知人、ボランティア、町内会幹部に順次連絡を取り、様子を見に行かせる。この声かけサービスは既に上海市徐匯区で導入されおり、今年4月までに掛けた声かけの電話は延べ10万回に上った。

 

元記事:http://help.3g.163.com/14/0526/16/9T6E0M2T00964JLK.html

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