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江西:犬料理祭り直前、“犬”文字を隠し レストランは神経を尖らす


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江西省玉林地方の古くから民間に伝わる”犬料理祭り”は残すところ11日となった。しかし、玉林市内殆どの犬料理レストランは看板やメニューにある“犬”の文字を削ったり、隠したりして街中はピリピリムード。地元のレストランによると、こうするのは玉林に押し掛けて抗議するペット愛好者を刺激しないようにするためだという。

9日夜、玉林市内数カ所のレストラン街では、例年なら店頭に並ぶはずの犬肉を見付けることは難しく、中には看板にある“犬”の文字を隠したり、または“犬”と関係のない看板に変えたりしている。例えば、“薄切り肉のバリバリ揚げ”、“土鍋の煮込み”などが店名やメニューに使われ、パッと見ただけでは、訳が分からない。

玉林市江濱路と新民路の交差点周辺は犬料理店が集まる場所で、老舗繁盛店“玉林元祖犬肉パリパリ揚げ”の看板は真新しい”玉林元祖肉のパリパリ揚げ”に変わり、壁や入口に貼られたメニューも“犬”の文字は破り捨てられていた。

レストランのオーナーによると、先日市の関係部門がレストランのオーナーたちを集めて大会を開催し、その中で犬肉の仕入れルート管理を再確認したほか、ペット愛好者を刺激しない配慮を事業者たちに求めた。配慮策の中には、街の中で犬を屠殺しないこと、焼いた犬を店頭に下げないこと、看板やメニューに“犬”という文字を使わないことなどが含まれている。ただ、レストランが“犬料理”の気配を消したにも関わらず、依然多くの常連たちは行きつけの店を訪ねて来る。

玉林市食品医薬監視局の謝課長によると、玉林市政府の各部門が食肉の安全強化キャンペーンを展開しており、食肉生産元の監視を強化し、検疫と食肉の流通ルートに対する監視をより確実にしようとしている。いま、犬肉を扱う認可を持たないレストランはすでに営業禁止となり、レストランもそれに応じてメニューを変えたりしている。

“極み付けの味”レストランは看板に“犬”の文字がないため、看板を変える必要はなかったが、店内の壁に貼られたメニューにある“犬肉”の文字は消さざるを得なかった。オーナーの黄さんは営業許可を持っているが、彼は売上に影響が出るのを覚悟して犬肉の仕入れを減らし、ロバの肉に切り替えているという。店内で“犬肉”が消されたことに対して、彼は仕方ないと言い、やはりもうすぐ押し寄せて来るであろうペット愛好者たちを怒らせたくはないようだ。

しかし、多くの常連客から反対の声が上がっている。“玉林元祖肉のパリパリ揚げ”の常連で、玉林市民の劉さんは憤懣やるかたない思いでいっぱいで、どうしても“犬肉”の文字を復活して欲しいという。“私たちは違法行為をしている分けではないので、なぜこんなにこっそり犬肉を食べなければならないのだ!”

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元記事:http://m.chinanews.com/s/hd/hd/2014/0610/21144.html

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