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杭州東駅前2つの商圏 明暗くっきり


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アジア最大の鉄道ハブ駅のひとつに数えられる杭州東駅は、運営を開始してもうすぐ1年になろうとしている。この毎日10万人以上の乗客が行き交う交通要所で、レストランとスーパーを中心とした商圏開発はかつて有望な投資案件と見られた。いまは、駅の待ち合いホームにある商圏、駅を挟んで東広場と西広場にある商圏の3つある。しかし、わずか距離にして1キロ足らずの東西2商圏は、全く異なる状況となっていた。比較的規模の小さい東広場は賑やかであるのに対し、賃料が高い西広場はひっそりしている。

東広場商圏は昨年7月1日より運営を開始し、中華料理のファーストフード店を含めて8店舗が営業していた。昼12時、いつものように東駅の中は人の流れが途絶えることなく、東広場のレストラン・スーパーのエリアでは、人気のファーストフード店は駅の利用客でごった返しており、注文するレジでは長蛇の列ができていた。レストラン店の店主によると、この店は昨年東駅と同時に営業を開始し、朝・昼・晩のメニューを用意している。営業開始した数ヶ月間で人気に火が付き、一度営業時間を1時間延長したほどだった。今年に入ってから、中華料理のファーストフード店が増えたことで、昔ほどではなくなったが、そこそこの売上を維持しているという。“保守的に予測しても、いまは毎日の売上は3万元(50万円)前後はある。”と店主は言う。

丁度ランチタイムということもあり、ほかのレストランもかなりのお客様が入っている。“よく出張で上海に行くので、東駅にはちょっと詳しい。ここの店は駅ナカの店より安く、味も美味しい。”とこの店で食事中の高さんは言う。このエリアを回ってみると、一番人気があるのは庶民的な値段の中華料理ファーストフード店で、このほか、スーパーやミルクティー専門店も結構賑わっていた。

そのあと、わずか1キロ足らずしか離れていない西広場にある商圏に行ってみると、景色がガラリと変わった。同じランチタイムなのに、面積は100平米もある飲食店の中で、2人の店員が暇そうに世間話をして時間を潰している。来客が少ないため、経費削減の一環として店内にあったパンコーナーが撤去されていた。

比較的客が入っている中華料理ファーストフード店の中で、40歳あまりの李社長は惨憺たる経営状況に嘆いている。“元々ここなら人の流れがきっと多いはずだと思っていたが、営業して半年になるが、毎日が赤字で、一番いい日でも1日の売上は1万元(16万円)ぐらいしかない。ここの賃料は東側より高く、固定費を加えると、1日最低1万3000元の売上がないとやって行けない。いまは累積赤字が厳しい状況にある。”

 

元記事:http://hznews.hangzhou.com.cn/chengshi/content/2014-06/22/content_5332155.htm

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