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南京:死亡原因で肺がんはがんの中でTOP


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南京市疾病コントロールセンターが“2013年南京市市民死亡原因分析”を発表し、脳血管疾病と肺がんが依然死亡原因の1位、2位であることが分かった。注意すべきは、がんが注目される昨今、肺がんは3年連続がんの中で死亡原因ナンバーワンであるだけでなく、しかも発病率も上昇し続けている。

 

死亡原因TOP10、それぞれ致命的

統計データによると、昨年、南京市の死亡原因TOP10の中で、第1位は循環器系疾病で、このカテゴリーの中に、脳梗塞や中風などの脳血管疾病による死亡率は半分を占める。

死因の第2位は悪性腫瘤で、全死亡者数の1/3を占める。悪性腫瘤による死亡のTOP3は肺がん、胃がん、肝臓がんで、それぞれ悪性腫瘤による死亡全体の23.31%、19.92%と10.54%を占める。

死因の第3位は呼吸器系疾病で、前年同期比11.44%減少した。その中で、慢性下呼吸道疾病は呼吸器系疾病による死亡の主な原因で、呼吸器系疾病死亡数の59.31%を占める。

死亡原因の病気ごとランキングでは、TOP10は、脳血管疾病、肺がん、慢性下呼吸道疾病、胃がん、その他冠心病、急性心筋梗塞、肝臓がん、食道がん、その他心臓病、糖尿病となっている。TOP10に、がん系が4つ、心脳血管系4つ含まれている。

 

死亡原因に慢性病が多い

統計データから、2013年は、循環器系、腫瘤系、呼吸器系の疾病が依然南京市民の健康を害する3大要因となっており、それによる死亡者数は全体の84.43%に達する。

調査を担当した南京市疾病コントロールセンターの慢性病科の楊華風によると、これらの病気は俗にいう慢性病であり、それに糖尿病と消化器系疾病を加えると、全体の90%になる。つまり、慢性病は死亡に至らしめる主な原因と言える。

 

1月の死亡者が最多、6月が最少

統計データによると、春と冬の死亡者数は明らかに夏と秋より多いことが分かる。その中、12月、1月の死亡者数が最も多く、それぞれ3652人、3831人であり、死亡者数全体の9.81%と10.29%を占める。その後、月ごとに死亡者数が減少し、6月の死亡者数は最少で2665人、死亡者数全体の7.16%を占める。7月と8月は気温の上昇に伴い、死亡者数は増加する。

 

約7割の市民は家で息を引き取る

面白いのは、病院が死亡する主な場所ではないということ。2013年の統計では、68.5%の人は家で息を引き取った。病院で亡くなったのはわずか24.6%、救急室で亡くなったのは全体の3.2%。2012年と比べると、病院で亡くなる人が若干増加し、家で亡くなる人が若干減少した。

“中国人には葉が落ちて根に帰るという考え方があり、そのため、7割もの人が家で息を引き取る”とある専門家は分析する。家で亡くなる人は、もうダメだと思ったら、病院から家に帰ることを希望し、老人の願いをかなえてあげたいというのは、中国人特有の考え方かも知れない。

 

肺がんは依然がんの中でトップ

注目すべきは、死亡原因の中で、肺がんはがんの中でトップであるばかりでなく、毎年発病率が上昇傾向にある。2009年以前は、がんの中で、胃がんが死亡原因1位、肺がんが2位、肝臓がんが3位だった。

しかし、2010年より、肺がんが突如がんの中で1位に躍り出て、その後ずっと1位を維持している。統計によれば、2013年南京市悪性腫瘤による死亡原因トップ3は、それぞれ肺がん、胃がん、肝臓がんで、それぞれがんによる死亡者数の23.31%、19.92%と10.54%を占め、肺がんはダントツの1位である。また、肺がんのがんによる死亡者数に占める割合も上昇傾向にある。

 

10年間で発病年齢が10歳早まった

南京市胸科病院呼吸2科の李田主任によると、大気汚染と喫煙が原因で、問診で診察した患者の中で、ここ数年肺がん患者が明らかに増えており、年齢も2極化しているという。つまり、70歳〜80歳の老人と40歳〜50歳の中年が多い。しかし10年前は、問診で肺がんと診断された患者は50歳〜60歳が多く、いまは40歳まで発病年齢が低下していることになる。また、患者の7〜8割は喫煙常習者であるという。

 

元記事:http://news.longhoo.net/nj/njxw/content/2014-06/21/content_11319312.htm

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