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中国初の国営LCC誕生


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LCC(格安航空会社)と言えば、ほとんどの人は格安チケットを連想する。同時に、9元(150円)や99元(1600円)などの格安チケットをゲットする成功率はそんなに高くないことを嘆く人も多いだろう。しかし、これからそんな格安チケットを入手できるチャンスは増えそうだ。

昨日、東方航空傘下の中国聯合航空有限公司(以下、“中聯航”)は正式にLCCに転向すると発表し、つまり俗に言う格安航空会社になったのだ。これは国内3大航空会社の中で初めて中国国内でLCC事業に参入することになる。現時点、当社の上海路線はそんなに多くないが、東方航空がLCC事業に進出したことがひとつのターニングポイントになりそうだ。恐らく今後多くの既存航空会社が続々とこの事業に進出し、格安チケットも大幅に増えると期待される。しかし、格安チケットを買うと同時に気を付けなければならないのは、サービスも既存航空会社より“割安”になるかも知れない。

 

価格は既存航空会社より2割安

昨日、3大国有航空会社のひとつとして、東方航空は傘下の中聯航がLCCに転向すると正式に発表した。東方航空によると、中聯航の転向は、東方航空の“多様化、差別化”の航空サービスを構築する経営方針を象徴する出来事だという。現在、中聯航のメイン基地空港は北京南苑空港で、天安門広場からわずか13キロ離れたところにある南苑空港は、首都国際空港以外に北京のもうひとつの“空の玄関”である。

中聯航の関係者によると、LCCに転向したあと、当社の航空チケットは同じ路線のほかの既存航空会社と比べて20%安くなり、季節によって、路線によって、さらに割引サービスを用意しているという。“簡単に言えば、価格には間違いなく強い競争力を持っている”とその関係者は言う。現在、中聯航は特別便や観光便を主に飛ばしており、北京市を中心に2級3級都市と北京をつなぐ役割を果たしている。上海方面では、上海〜北京、上海〜石家庄の2路線が飛んでおり、今後の路線新設は市場の需要を見ながら判断される。

 

中聯航は2019年までに機体を80機に増やす

中聯航は2004年に当時の上海航空と中航材集団が共同出資で作った航空会社で、その後上海航空が東方航空に統合されたあと、中聯航も東方航空の子会社となり、単独で北京の南苑空港を運営している。2012年、東方航空は傘下の河北支社と中聯航の再編成に着手し、当年11月に再編成作業が終了し、企業名を新たに中国聯合航空有限公司と名付けた。

中聯航によると、当社がLCCに転向した理由として、主に当社はポーイング737の1機種のみを所有しているため、運用コストを低く抑えることが可能で、LCCに適しているからだという。2014年5月まで、中聯航は26機のボーイング737を所有し、70あまりの都市向けに毎日130便あまりを飛ばしている。

このほか、南苑空港は中聯航による単独運営であるため、利用率を上げたり、往復回数を増やしたりすることが容易である。将来、中聯航は南苑空港を北京第2空港として再整備し、運用規模をさらに拡大し、2019年に所有機体は80機に達すると見られる。

 

格安航空は将来の主流に

春秋航空のスポークスマン張武安によると、中聯航のLCC参入は、春秋航空にとってチャンスでもあり、挑戦でもあるという。昨年のデータを見ると、春秋航空の年間輸送乗客数は延べ1100万人で、国内市場全体のわずか3%しかない。

国際市場を見ると、欧米市場では片道2〜3時間の路線は約80%がLCCによって占められている。将来的には、LCCは旅行に出掛ける人たちに最も選ばれる選択肢となる。しかも、昨年から、民航局は一連のLCCの発展を支援する政策や措置を公表しており、LCCの発展を後押ししている。“市場競争が激しくなることは、利用客にとって間違いなくいい事だ。今後、乗客はもっと格安な航空チケットを手に入れやすくなる。”

 

元記事:http://sh.sina.com.cn/news/b/2014-07-03/0827100749.html

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