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今年の大卒初任給は平均2443元


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先日、北京大学・市場とメディア研究センターとインターネット情報サイトが共同で「90年代生まれの卒業生たちの生活実態報告」を発表した。35万人分のアンケート回答を元に統計した結果によると、今年の大卒初任給は平均2443元(4万円)で、iPhoneを半分しか買えない。北京でも平均初任給は3019元(5万円)だった。また、約3割の大卒生はまだ親のスネをかじっており、約4割は毎月の給料をその月に全部使ってしまう人たちだった。

 

平均初任給2443元、iPhoneを半分しか買えない

報告によると、2014年の大卒生平均初任給は2443元(4万円)/月、iPhoneの値段の半分に相当する。それでも、2013年より324元増え、その中1級都市は全国の初任給水準を牽引し、例えば北京の平均初任給は3019元(5万円)だった。

ホテル業界への就職率は非常に低いが、平均初任給は最も高く平均2900元(4万8000円)。物流業界は就職率も給与水準も上位に入り、非常に将来性のある業界と言える。ちなみに、その平均初任給は2875元(4万7000円)。電機・オートメーション業界は3位に入り、平均初任給は2842元(4万7000円)。なお、最下位の3業界はそれぞれ、自動車メンテナンス業界、観光業界と環境科学業界で、それらの平均初任給は2000元(3万2000円)前後。

女性が納得行かないかも知れないが、男性の平均初任給は女性より若干高い。長い間”男性重視・女性軽視”の傾向は相変わらずで、今回の調査では、男性の大卒初任給は平均2630元(4万3,000円)で、女性より389元高かった。多くの企業は、もし条件が同じなら男性を採用する傾向があるようだ。

就職願望に関する調査結果はいささか驚く内容だった。威勢のいい90年代生まれは国家体制に迎合することを隠そうとせず、思いのほか現実主義の面が窺える。49%の回答者は卒業後、国家体制の中で働きたいと答え、その中、国営企業が最も人気が高かった。しかし、厳しい就職状況は彼らの願望をすべて満足することはできず、2014年の就職実績では、最終的にわずか16.7%の大卒生が体制の中へ就職でき、78.9%の人たちは体制から外れた職業を選んだ。

90年生まれの最も現実主義的なところは、彼らが希望する初任給は実際の初任給とほぼ同じ水準であることにある。2014年の初任給平均希望額は2606元で、2013年よりわずかに上昇した。実際との差がわずか163元で、昨年の391元よりさらに“精度”が上がった。

 

3割はスネをかじり、4割は給料を全部使い切る

2014年大卒生の生活実態調査の中で、大卒生が1ヶ月に消費する金額は1138元(1万9000円)で、その中で既に仕事の内定をもらった大卒生の平均消費額は1229元(2万円)、まだ内定がない大卒生の平均消費額は1122元(1万8000円)と、その差はあまりない。

調査によると、大卒生の毎月平均貯蓄額は325元(5000円)で、その中すでに仕事が内定した大卒生の月平均貯蓄額は539元で、まだ内定をもらってない大卒生より249元多い。ただ、仕事の内定をもらった大卒生の中でも、約4割が貯蓄がなく、典型的な使い切り生活を送っている。

また、65.9%の人たちは卒業後、両親からの支援を受けられなくなり、彼らは自分の収入で生活し、経済的に独立せざるを得ない。そのほかの3割はまだスネをかじり続け、5.9%の人は毎月両親から1000元(1万6000円)以上の経済援助を受けるといい、彼らの中で84%はまだ仕事を見付かっていないが、それでも毎月の消費は1553元(2万5000円)で、2014年大卒生平均消費額より36%高い。

 

6割の履歴書が閲覧される時間は1分以下

調査によると、山のような履歴書を前に、人事採用部門が1通の履歴書に使う時間は過去より減少傾向にあり、9.3%の企業人事担当は平均1通を見るのに使う時間はわずか10秒、60%の企業は1通の履歴書を見るのに使う時間は1分を超えないという。

 

元記事:http://news.iszed.com/gn/2014-08-04/28301.html

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