“チャイナなう”編集室 当サイトへの広告掲載に関するご相談は編集室まで!

潜入:世界最大のアダルトグッズ問屋街


1

▲広州駅近くにある幾つかの問屋街は、中国国内及び東南アジアなどの仕入業者にとっての聖地であり、ネットでは国民の“性地”と呼ばれている。広東アダルトグッズ市場は国内外に各種コスプレ衣装、下着、及びアダルトグッズを輸出している。

 

2

▲市場の中は、数えきれないほどの店舗が営業しており、街の中にあるアダルトグッズショップのようにカラフルに飾り付けることもなく、店舗の名前も意味深なタイトルはほとんどない。問屋街の中は明るく、店舗の名前も、“天徳金元”、“宏典”などに類似した田舎っぽさが抜けないような名前が多い。

 

3

▲アダルトグッズの問屋街なのに、ここは幼稚園かと思うほど、あっちこっちでじゃれ合う子ども、アダルトグッズの横で椅子に座って宿題をする子ども、ベビーカーの中ですやすや眠る子どもを目にすることができる。夫婦で店番するところが多いので、週末はどこにも行けない子供たちはここにいるしかない。走り回る子どもたちを見てると、まるでエデンの園にいるかのような錯覚に陥る。

 

4

▲別の店舗では、ふたりの子どもがダッチワイフが山積みされた部屋で淡々と宿題をしている。

 

5

▲写真は親の店でパソコンで遊ぶ子ども。

 

6

▲問屋街の壁には“未成年者 立入禁止”の文字が書かれている。

 

7

▲子供たちは皆騒いでいるが、大人たちは逆に寝ている。記者の目に最初に止まったのはつまらなさそうに携帯電話をいじる若い青年だった。“何を探してんだあ?”キツい東北訛りが、壁全体がセクシー下着で飾られている店内でどうしていいか分からなくなった記者にとって助け舟だった。記者もぎこちない東北訛りを使いながら店員に話しかけ、そして話が盛り上がった。

 

8

▲ねずみ講に騙され、仕方なく道ばたで洋服を売っているという作り話を聞いた店員は、真顔で記者にこう語りかけた。“兄ちゃんよ、この業界に入りたいなら注意しな!アダルトグッズは底堅い需要があるとは言え、この2年間はずっと不景気が続いている。2008年のSARSでアダルトグッズが飛ぶように売れ、オリンピックの時もメディアを大きく賑わした。でも、ブームの後に何が待ってるか知ってる?”

 

9

▲“ブームの後は、谷底まで転げ落ちるだけだよ、兄ちゃん!”彼は感慨深げに言った。“一時の目新しさや刺激でこの業界に入ってはいけないよ”と彼は続けた。“毎日これを見てると、もう刺激もあったもんじゃない!”、“我々卸問屋は小売と違って、ひとつずつでは売らない。こういう商品は数が出るので、一箱で数元の利益がある。それから、ちょっと変わった商品を置くんだ。女性用コンドーム、蛍光色コンドーム、イボ付き味付きコンドームなど。これで儲かるわけではないが、お客さんが来れば、こういう商品でお客さんを惹き付け、そうすれば、高額商品も言い値で買ってくれる。”

 

10

▲“何人かの常連客がいるが、一番早い人は天河城あたりで店をやってる。店には高級商品しか置かない、安物は売らないという。いま、店舗は3箇所に増えた。そうだ、あなたネットショップやらない?”、“もしネットショップをやらないなら、本当に高級品を売らないとダメだ。安物を置いたって、人があんなの店で買う理由なんてないじゃない?ネットで検索すれば、あんなより安く売ってるところがいっぱい見付かる。でも、高いのは違う。ネット買うのは怖いので、やはり実店舗で買おうとする。天河城の店では、店内ほとんどが1000元(1万6000円)以上する商品ばかりで、仕入値が5、600元(1万円)ぐらいだから、2つも売れば光熱費が賄えるぞ!”

 

11

▲”そして、ラブドールを置いて、声が出るやつ、震動するやつ、暖かくなるやつ、いろいろある。あとはアメリカ製のオナホールも悪くない。ビール缶の形をしたものもある。いまはこういうのが好まれる、ハイテクじゃないとね!”そう言いながら店員は商品棚から大きな箱を出した。“これ見てよ、中国ナンバーワンのポルノモデル張筱雨のラブドールだよ。声も出るよ!”

 

12

▲”あなたは試したことある?”と記者が聞いた。“試したことはないなあ。でも聞いたことがある。ラブドールもオナホールもあまり変わらないらしい。大丈夫!こういう商品は返品が少ないので、売った分だけ利益になる。”“これはどんな声出すの?聞かせてくれない?”と言うと、店員は何とか音を出そうとして頑張ったが、結局声は出なかった。“電池切れかも知れない。持って来る時にスイッチを触ったのだろう。持って来た人は驚いただろうな。だって数十個が一斉に声を出し、道中ずっと声を出しっ放しだもんね!”

 

13

▲その後、数店舗の店主と雑談をした。ひとりのおばさんは商談中ずっと“これノー”、“ノー便宜(値引き)ノー便宜”などのなんちゃって英語でも、アフリカから来たお客さんと楽しそうにしゃべってる。

 

14

▲自社製のSMグッズを売る東北の夫婦。この店で、店主はムチで記者を打ち、しつこく痛いかと聞く。記者は嫌がるべきか、楽しむべきか、リアクションに困った。

 

15

▲もうひとつはLELO専門店、女性店員も商品名を言えない。暇な時はバイブで肩のマッサージをして、午後はあっという間に終わった。

 

16

▲疲れた店主が寝ている。

 

17

▲問屋街で売られているアダルトグッズ

 

18

▲アダルトグッズが所狭しに並べられた店内

 

19

▲忙しそうにしている店員

 

20

▲問屋街の通路で寝ている男性

 

21

▲問屋街に貼られたポスターいろいろ

 

22

▲記者と大きなリュックを背負ったバイヤーたちが最後に問屋街をあとにした。問屋街を出る直前まで、中山から来たバイヤーがまだ一生懸命に品物を物色していた。

 

元記事:http://news.163.com/photoview/00AP0001/71929.html#p=A3MF6M7T00AP0001

チャイナなう編集室